【経験からのヒント】子育ての悩みあなたはどうやって解決していますか?

子育て

こんにちは、ayurinです。

日々の子育て、本当にお疲れ様です。子供との触れ合いは日々の疲れを癒してくれる半面、悩みは尽きないですよね。

私も、18年間子育てをしてきて、いつまでたってもその年代に応じた悩みは尽きないなということを実感してきました。

今になって振り返れば、あの時こうしていればと冷静に考えることができますが、当時は目の前のことに必死で、すごく視野が狭くなっていたなと反省しきりです。

そんな経験が少しでも皆さんのお役に立てればと思い、お悩み別に、こういうやり方もあるのではというヒントを紹介していきたいと思います。

子育てのよくある悩み

子育ての悩みは尽きることがありません。子供の数だけ悩みはあると言えるのではないでしょうか?
多くのお父さんお母さんが何に悩み、苦しんでいるのかインターネットを使って調べてみました。

いろいろなサイトを確認しましたが、共通してあげられていて私の目に留まったのが、

  • なかなか言うことを聞かない
  • 叱り方が分からない
  • 仕事と子育ての両立

でした。

本当に悩ましい問題だと思います。育児書やインターネットでも、様々な情報があふれていますが、自分でやってみたけどうまくいかず、さらに悩みが深くなることも多いですよね。

私も試行錯誤しながら子育てを続けていますが、経験談も交えながら、解決のヒントについてまとめてみました。

経験から学んだ解決のヒント

なかなか言うことを聞かない

子育てをしていると、毎日と言っていいほど子供が言うことを聞かない瞬間が訪れますよね。

特に、こちらが時間に追われている時やこちらの都合のためにこうしていてほしいななんて考えている時ほど、こちらの思いを敏感に感じ取っているのか、余計にいうことを聞かずお互いにヒートアップしてしまいます。

でも、よく考えてみてください。その時のお子さんの様子って、きちんと確認できていますか?
こちらの都合で子供を思い通りに動かそうとしていませんか?

これは私が、保育園に預けながらフルタイムで働いていた時の話です。子供は当時2歳くらいでした。
その日は、朝からぐずぐずで、朝の準備も遅れ気味。朝ご飯を食べても機嫌は治らず、このままじゃ遅刻だと焦りながら大泣きする子供を抱え、チャイルドシートに無理やり乗せて出発しました。

当然、子供はヒートアップして大騒ぎ。落ち着いて運転できる状況ではありません。そこで、私も覚悟を決め、車を安全なところに停めて、子供にやさしく話しかけました。「ごめんね。無理やり連れてきてしまって、怖かったよね。」と言って、子供を抱きしめました。

すると、今まで大泣きだったのがウソのように落ち着いて、自分からチャイルドシートに乗ってくれたのです。おかげで、仕事にも遅刻しませんでした。

きっと子供は、もっと甘えたかっただけなのでしょう。怖い夢をみたとか何か理由があったのかもしれませんが、うまく言葉で表現することができません。そういう子供の状態に気づく余裕があればと、とても後悔した記憶があります。

子供が言うことを聞かない時の状況を思い出してみてください。子供の都合を無視して、こちらの都合に無理やり合わせようとしていないでしょうか?
こちらも、忙しいスケジュールで生活しているので、毎回子供に合わせるのは難しいですが、子供のための余裕を少しは残しておこうと考えなおすきっかけになった出来事でした。

叱り方が分からない

子供って、大人が予想できないことを平気でやったりしますよね。
些細なことからケガの危険があるようなことまで、本当に目を離すことができません。

間違ったことや良くないことをした時には、きちんと叱って教えることが大切です。でも、どうやって叱ったらいいのだろうと悩むことも多いと思います。つい、頭ごなしに自分の感情をぶつけてしまって自己嫌悪に陥るなんてこともよくありますよね。

これは、私の子供が兄弟げんかをしていた時の話です。妹の泣き声が聞こえたため、その場に駆け付けました。

お兄ちゃんが、妹が遊んでいたおもちゃをとってしまい、妹が泣き出してしまったようです。お兄ちゃんはそっぽを向いてしまっています。その現場を目撃していたわけではありませんが、お兄ちゃんが無理やり奪ったのだろうと思い、「そんなことをしてはいけない」とお兄ちゃんを叱りました。でも、お兄ちゃんは不満そうです。

喧嘩両成敗という言葉があります。頭ごなしに決めつけず、二人の話を聞いてみようと考えなおし、まずは、お兄ちゃんの話を聞くことにしました。

すると、思いもよらない言葉が返ってきました。「おもちゃの遊び方を教えてあげようとして、おもちゃに触ったら妹が泣いた」と言うのです。

私は反省しました。お兄ちゃんは良かれと思ってやっただけなのに、叱られてしまったのです。だから納得できなかったんだと。状況だけ見て、頭ごなしに叱ってはいけないなと実感しました。

その後、「教えてあげようと思ったことは良いことだったけど、いきなりおもちゃに触られたらびっくりしちゃうよね」と話しました。すると、お兄ちゃんは、「びっくりさせてごめん」と素直に妹に謝り、仲良く遊ぶことができました。

ケガの危険や命の危険があることは、その場ですぐに、きつく叱る必要があると思います。

ですが、それ以外のことであれば、子供の考えも聞いたうえで、叱るべきことは叱るという段階を踏んだ方が、子供も素直に聞いてくれるのではないでしょうか。

私たち大人だって、頭ごなしに叱られた時、本当はこうだったのにと納得できないことがありますよね。子供だって同じだと思います。

何も考えずに行動しているように見えても、子供なりに考えがあっての行動かもしれません。子供の話も、きちんと聞いてあげましょう。

仕事と子育ての両立

共働き世帯や核家族が増えている中で、切実な問題だと思います。
保育環境も整えられてきてはいるものの、待機児童の問題やワンオペ育児など悩みは尽きません。

子供の体調不良によっても、こちらのスケジュールは簡単に崩れてしまいます。職場には頭を下げ、申し訳ない気持ちを抱えながら仕事と子育ての両立に奮闘している姿が目に浮かぶようです。

私も、1年間の育児休業が明けると同時に、子供を保育所に預けフルタイムの職場に復帰しました。以前、やっていた仕事とはいえ、1年間のブランクは大きく、戸惑いながらも慣れない育児との両立に明け暮れる毎日でした。

そんな状況の中で余裕をなくし、子供にきつく当たってしまったことも数え切れません。

保育所に預ければ、もれなく風邪などの感染症をもらってきます。そのたびに、保育所からお迎え要請の連絡が入り、長期の欠席。父親と協力しながらも、職場に負担をかけることは避けられませんでした。

少しでも、職場に迷惑が掛からないよう自分の仕事は計画的に進め、期限のある仕事も余裕を持って終わらせたりと、常に効率化を考えて業務にあたりました。保育所のお迎えがあるため、みんなが仕事をしている中、定時で帰るのは気が引けました。

小学生になれば少しは落ち着くかなとも思いましたが、保育所から学童に変わっただけで、お迎えの日々は変わりませんでした。他の子たちは放課後に遊ぶ約束をしている中、我が子は学童に通う日々。宿題も子供に任せっぱなしで、一緒に勉強するという余裕はありませんでした。

職場環境としても育児休業を取得して復帰する先輩ママたちが多かったため、保育所や学童に預けながら働くのは当然と考えていましたが、今になって思えば、もっと子供たちと触れ合う時間を確保していればなと思うことがたくさんあります。

今の社会環境を見てみると、未就学児に対する保育環境はだいぶ整ってきていると思います。
休暇制度なども充実してきてますよね。国の政策も、未就学児を育てる世帯を対象にしたものが多いように感じます。

一方で、小学生になると子育てに対する支援が一気に減るように思うのは私だけでしょうか。
確かに、小学校に通うようになれば、親の手を離れることも多くなります。けれど、体調を崩せば看病は必要ですし、勉強が始まったことに対する親のかかわりという新しい悩みも出てきます。

成長に伴って発生する悩みにも理解が進み、社会による支援制度が充実してくれるといいですよね。

仕事と子育ての両立については、一概にこうすれば解決するというものはありません。
まずは、自分が子育てをしながらどのような形で仕事を続けていきたいのか、はっきりと認識する必要があると思います。

子供とのかかわりに重きを置きたいのであれば、手がかかる時期は時短勤務を利用してみるなど、勤務する企業に活用できる制度がないか確認することも重要です。

先日、ある企業が子育て世代の悩みを共有するため、独身の社員に対して、子供が熱を出し保育所からお迎え要請の電話が入った場合の模擬体験を行ったという新聞記事を読みました。

仕事と子育てを両立していくためには、職場の理解は不可欠です。実際に体験してみないとその立場の悩みや気持ちに気づくことは難しいですよね。
一方で、フォローしてくれた社員の思いにもきちんと気づく必要があると思います。

お互いにお互いを思いやって、気持ちよく仕事ができる環境であれば素敵ですよね。そんな職場が増えてくれることを望みます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、私の経験談を交えながら、子育てによくある悩みに対する解決のヒントについて、紹介させていただきました。

忙しい日々を過ごしていると、心に余裕を持って子育てに向き合うのは難しいことも多いです。
ですが、一生続くのかと思うような大変な育児も、人の人生の中では短い時間だと思いませんか?

さらに、手がかかる時期はあっという間に過ぎてしまいます。後から、ああすれば良かったと後悔しても戻ることはできません。

大変な時代ですが、そんな中でも、子供ときちんと向き合う時間を持つ余裕を持ってほしいと思います。子供の考えに耳を傾けてみると、こんなことを考えていたのかと逆に気づかされることがたくさんあります。

たまには、子供と目線を合わせて、子供の話を聞いてみませんか?

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