転職するかどうか悩みを抱えているあなたへ、まずやってほしい3つのこと

キャリア

こんにちは、ayurinです。

「転職したい」って思ったことはありませんか?

今すぐ転職しなければならない状況でもないけれど、モヤモヤを抱えながら時間だけが過ぎてしまっているという方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたへ、転職を考えた時にまずやってほしい3つのことについて、23年間就職支援に携わってきた経験を踏まえて、紹介していきたいと思います。

転職を考えた理由を確認する

転職を考えた理由って何ですか?

ここが一番重要です。
そこをしっかりと掘り下げて考えてください。理由は一つとは限りませんが、何かのきっかけがあったから、転職という考えが浮かんできたのだと思います。

最初は、モヤモヤとしていて、はっきりした理由が思い浮かばないかもしれません。そんな時は、具体的な出来事と照らし合わせて考えてみるといいでしょう。

例えば、
この仕事をしている時にやりがいが感じられなかった。
上司のこういう対応が不満に感じた。
ワークライフバランスがうまく取れなくなってきた。
友達が転職して、イキイキと働いているのに自分は・・・。
など

その時に感じた気持ちも一緒に思い出してみましょう。

その上で、転職を考えた理由を客観的に捉えるために、紙に書き出したりスマホのメモ機能を利用したりして、視覚的に確認してみることをおすすめします。

今まで、モヤモヤしていたものが少しづつはっきりしてきたのではないでしょうか。

このようにして、転職を考えた理由を確認した上で、本当に転職する必要があるか考えましょう。

現在の職場に、自分の現状を相談することで解決できることはありませんか?

転職は最後の手段です。転職を決断する前に、転職を考えた理由を解決するためにできることはないか、ぜひ確認してください。

ただし、今の仕事をしていることによって体調に異変が生じているなど、緊急を要する場合もありますので、その時は自分の体調を優先して行動してください。会社は一つではありません。あなたに合う会社がきっとあるはずです。

転職した先で何をしたいのか明確にする

転職を考えた理由が確認できたら、転職して何がしたいのか、自分はどうなりたいのかなど、希望を明確にしましょう。

私はこれまで、様々な理由で退職した方と相談を行ってきました。その中で、共通して感じたことがあります。
これから、仕事を探していく上でどのような仕事に就きたいか、どういう条件で働きたいのかなど希望を確認していく必要がありますが、その時に希望が明確でない方が多いのです。

求職者
求職者

自分ができそうな仕事ならなんでもいいです。

求職者
求職者

今までとは違う仕事をしてみたいです。

私

具体的には、どのような仕事を考えていますか?
どんな仕事ならできそうですか?

求職者
求職者

うーん・・・。

求職者
求職者

えーと・・・。

実際に転職するのは、あなた自身です。転職後の希望がはっきりしていないと、これからどのように転職活動を進めればいいのか分からなくなってしまいます。

なかなか、思い浮かばない時は情報が不足しているのかもしれません。今までやってきた仕事しか知らなければ、他にやりたいことを考えるのは難しいですよね。

もし、今の仕事が自分に合わないと感じて転職を考えているのであれば、何がきっかけで合わないと感じたのか確認してみてください。

その上で、自分に合った仕事って何かあるかなと考えてみましょう。実際の求人情報を見ながら探してみるのもいいと思います。
自分の目に留まった仕事を詳しく調べることによって、やりたい仕事が見つかる可能性もあります。

やりたい仕事を見つけてからの方が、具体的にどのように行動すればいいのかはっきりしてくるはずです。

希望する働き方を明確にする

転職したい理由を確認し、転職した先でやりたいことを確認したら、希望する働き方明確にしましょう。

フルタイムでバリバリ働きたい
生活を優先するため、パートタイムや時短勤務で働きたい
在宅勤務を希望したい
など

自分が望む働き方を明確にすることで、希望するような転職先があるのか確認することができます。
自分の希望だと該当する転職先が少ないようであれば、条件を考え直す必要があるでしょう。

また、希望によっては、転職するよりも、希望する働き方ができないか現在の職場に相談した方がいい場合もあります。最初から相談しても無駄だとあきらめずに、行動してみましょう。

それでもだめだったら、転職を考えればいいのです。順番を間違えてしまうと、後悔することにもなりかねません。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、転職を考えたときに、まずやってほしい3つのことについて紹介させていただきました。

  • 転職を考えた理由を確認する
  • 転職した先で何をしたいのか明確にする
  • 希望する働き方を明確にする

転職活動は、本当に大変です。

まずは、書類選考のために応募書類を作成しなければなりません。今は、履歴書のほかに職務経歴書の提出を求められることが普通になってきていますから、書類作成だけでも時間がかかりますよね。

その後に面接を受けます。会社によっては、2回、3回と面接を受けなければならないところもあります。

さらに、仕事をしながら、現在の職場にばれないように転職活動を行うような場合には、時間を確保するのも一苦労です。退職時期も考えなければなりません。

そんな苦労をして転職したのに、また転職したくなってしまったなんてことになったら目も当てられませんよね。

転職してみないと分からないこともありますが、前もって準備できることはしっかり確認しておいて、転職を決断したのであれば、悔いのない転職をしてもらいたいと思います。

現状を変える手段は転職だけではないという広い視野を持って、様々な選択肢の中から自分に合った道を選べるといいですね。

今回紹介させていただいたことが、少しでも皆さんのお役に立てたらうれしいです。
あなたが望む働き方を、主体的に選んでいけるよう応援しています。

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