ジェネレーションギャップ!1192(いい国)つくろう鎌倉幕府はもう古い

子育て

最近、ジェネレーションギャップを感じた瞬間がありました。

みなさんは、鎌倉幕府はいつできたと習いましたか?

子供たちと話をしていた時のことです。子供が何気なく「今って1185(いいはこ)つくろう鎌倉幕府なんだよね」と言ったのです。

「え…どういうこと?1192(いいくに)でしょ?」と衝撃を受けました。30年以上前に習ったことですが、鮮明に覚えていた語呂合わせだっただけに、歴史って変わることがあるんだと、びっくりしてしまったのです。

そこで、他にも同じように変更されていることはないのかと思い、調べてみました。

鎌倉幕府の成立はいつ?

以前は、1192年に源頼朝が征夷大将軍に任命されたことをもって、鎌倉幕府が成立したとされていました。

しかし、現在は、壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼし、日本全国に守護・地頭を設置することを朝廷に認めさせたタイミングこそが鎌倉幕府の基礎を作った年であるとして、1185年が鎌倉幕府の成立の年であると変更されているようです。

理科で習ったpHの読み方は?

理科の実験で、リトマス試験紙を使って、酸性であれば青いリトマス試験紙が赤くなり、アルカリ性であれば赤いリトマス試験紙が青くなることを確認したと思います。

その時に使用する単位がpHでした。私は「ペーハー」と読むと習いました。詳細は忘れてしまっていますが、読み方は鮮明に覚えています。

しかし、この単位も今や「ピーエイチ」と読むようになったとのこと。子供に聞いてみましたが、「ペーハー」なんて、聞いたことないと言われてしまいました。

国際単位としては、以前から「ピーエイチ」という読み方が一般的だったようですが、2012年の教科書から、日本でも「ピーエイチ」に統一されたそうです。

冥王星は惑星じゃなかった!

私が習った時には、太陽系の惑星は9つでした。並び順に合わせて「水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星」と覚えていました。(海王星と冥王星は入れ替わるとも習いました。)

しかし、2006年に惑星の新定義が決定したことにより、冥王星は準惑星という位置づけになったそうです。

高校生の子供も、「冥王星って準惑星だよね」と、当たり前のように言っていました。
私が覚えていた知識は、だいぶ前から古くなってしまっていたようです。

英語での自己紹介はMy name is・・・じゃない?

唯一、自身を持って話せる英語であった「My name is」。自己紹介の時は、必須だと思っていました。

英語の授業が始まると、最初の段階で習うのが自己紹介でした。クラスメートと練習をしたのも懐かしいです。

でも、今は、「I am」と言うのだとか…。

ネット上でも、「My name is」という自己紹介は、古いとも言われています。どちらが一般的なのでしょうか?

そこで、中学生の子供の教科書を確認したところ、両方の自己紹介の仕方が掲載されていました。どちらかに限定されているわけではなく、状況に合わせて使い分けているようです。

ちなみに、今の子供たちは筆記体を習わないそうです。初めて筆記体に触れたときには、そのカッコよさに、何でも筆記体で書いていたことが遠い昔になってしまいました。

まとめ

いかがでしたか?

今回、ご紹介させていただいた内容はほんの一部です。様々な分野の研究が進み、日々更新されていくということが分かりました。

子供たちにも聞きながら調べたのですが、予想外に盛り上がりました。みなさんも、ぜひ、お子さんたちに確認してみてください。新発見があるかもしれませんよ。

これをきっかけとして、時代の変化に置いていかれないように、日々アップデートしていきたいと思います。

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